the poetics of chanrie's everyday life


忘れ去りたいもの、でもこびりついて離れないもの
コメント(0)| Track back(0) | 2005-10-02
某でかい人が、『第三世界の農村開発』の第一章から痛快なメールを送ってきた。
そういえば私の彼へのスタンスは変わったのかしらと、
もう何年ぶりなのか分からない、埃まみれの本を開いてみる。

実体験として、その意味が分かることが増えている感覚はある。
けれど、やはりニュートラルに保ちたいと思うのは変わらない。
冷静に考えて、もう20年も前の本なのかと思うと、
やはり驚嘆はするのだけれど。

アウトサイダーと村の人なんてすっぽり分けられなくなっているんじゃないかというのは、
この20年間の一つの到達点であるかもしれない。

この、ふわふわ曖昧な気まずい感こそがまさに、
私が忘れ去りたくて、でもこびりついて離れないような、
まさにそれなんだと思う。

「カオをしかめてやるようなもんじゃないと思うよ」と彼は言ってくれた。
私はちょうど一年前その一言に救われて、今ここに居る。

でも、そろそろある種のケリをつける必要があるわけで。

シュウロンは多分、そういう規範的議論にごつんごつんとぶつかるんだろう。
そしてそこが、一番厄介なんだろう。

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