the poetics of chanrie's everyday life


彼女の夢を囲っていたものは
コメント(0)| Track back(0) | 2006-01-29
もうやだ!!
やだやだやだ!!
もうーやだ!!

しくしく
おられたよ。

しくしく

金のなる木がどんなに大きくなったって、金なんてならないからいいんだけどさっ!

ぐすん

ぐすん
アタマがぽっくりなくなっちゃったんだよ。
あーくやしい。

こーんなにちっちゃいときから育てたんだよ。
まだおねぇちゃんが高島平にいたとき。
清さんにもらって。
ぐすん

まだおねぇちゃんが1つとか2つとかだったからもう20年くらいだよ。
ぐすん

ぐすん
1センチもない茎があーんなに大きくなるまで育てたのに。

かわいがってはいないけど、気にはしてたの。
あー大きくなったなーって。

ぐすん

ゴムの木が猫におしっこひっかけられて枯れちゃったときも悲しかったけど、
あー悲しい。
猫を追っかけまわすわけにはいかないしさ。

あー悔しい。

ぐすん

ムカつくから、もう見ないようにしようっ!


---
どかっ
がらがら
どごんっ

ベランダから聞こえる妙な声。

キョウダイは顔を見合わせる。

父さん何してるの?
さぁ・・・

彼女の風呂上り、彼の告白。

金のなる木、折っちゃった。

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